N117シリーズ
GSR高圧パージバルブ
特長
- ボンベ交換時のAirの混入ガスを排出するバルブです。
- ボンベと圧力調整器の間にN117高圧パージバルブを組み込み、ボンベ交換時に圧力調整器に混入したAirを数回パージすることでボンベのガスに置換します。
用途 | 理化学用 |
設置場所 | ボンベ用 |
標準流量 | - |
[外観図備考]
- 単位:mm
- 各寸法は、改良のため予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
仕様一覧表
品番 | N117-2RF2RM4TF | N117-2LF2LM4TF | N117-1LF1LM4TF |
---|---|---|---|
適用ガス | 不活性ガス | 可燃性ガス | He |
使用圧力 | 14.8MPa以下 | 14.8MPa以下 | 14.8MPa以下 |
入口継手 | W22-14(右)袋ナット | W22-14(左)袋ナット | W21-14(左)袋ナット |
出口継手 | W22-14(右)おすネジ | W22-14(左)おすネジ | W21-14(左)おすネジ |
バルブ出口継手 | Rc1/4 | Rc1/4 | Rc1/4 |
付属品 | なし | なし | なし |
質量 | 695g | 695g | 695g |
外観図
N117-2 RF2 RM4TF
パージバルブ付き圧力調整器の使用方法
圧力計のブルドン管は行き止まりになっているため、ガスが抜け難い構造となっております。
ボンベ交換時に混入した大気が圧力計内に留まることにより、ボンベの純度を低下させる要因となっております。
パージバルブ付きの圧力調整器をご使用いただくと、圧力調整器の2次側から大気を安全に排気していただけます。
これにより、キャリアガスや標準ガスの無駄を削減頂けます。
また、高圧パージバルブ(N117)と組み合わせることによりN2パージを実施いただくことも可能です。
●使用方法
①を開いて、出口圧力を調圧し、①を閉じてください。
③は閉じていることを確認してください。
②をゆっくりと開け、出口圧力が0MPaになる前に閉じてください。
(圧力が0MPaになると、エアーの逆流の可能性があります)
上記を5 ~ 10回繰り返し操作してください。
ppmオーダーの腐食性ガスが含まれる混合ガスにご使用される場合、N2パージが可能な上記モデルの製作も承っております。
本器は入口継手が二重管になっており、口金までしっかりパージしていただけます。